どうも、
曲作って、旅して、ブログ書いて、歌って、販売員してます、シンジです!

お前自由やな〜

ほんとありがたいね。。笑
僕がこうして自由に動けるようになったのも販売の仕事に10年ほど長く携わってきたからでして
現在はその販売スキルを活かしつつ、週末は主に携帯販売員、平日は47都道府県を旅したり曲を作ったり、ブログ書いたりして生活してます。
そんな僕ですがいわゆるコミュ障で人見知りでした。笑

嘘つけ〜お前学校では目立ちたがり屋やったやんけ〜
確かに目立ちたがり屋だったことは認める。笑
高校では学園祭にバンドで歌ったり、体育祭の副団長の立候補してなったり、まぁそもそも人前で歌ってきたやろ!(シンガー歴14年)と言れればそうなんですが、
実は人前に立つのが苦手だったり、人とコミュニケーションや会話をするのが苦手でした。
おそらく人前にでて目立ちたかったのもそんな自分を克服したいなんて気持ちがあったのかも。
(たぶん自分に厳しいドSです。笑)
そんな僕でも、販売員を続けることで東海の家電量販店限定での『光インターネット回線』という商材トップセールスをおさめるまでになれました。
このブログでは僕がトップセールスになるまでの話や、10年分の販売スキルを更新していくので少しでもお役に立てたらと思います。
【この記事はこんな人にオススメ】
・人見知りの人
・全く売れない人
上記の人、大丈夫です。まさしく僕がそうだったから。笑
それでは、いきましょう!
ダメ販売員でクレーム!?有名家電量販店を出禁になった話
高時給に飛びつき販売員のスタートを切る
まず俺がどれだけ売れなかったか販売員か書いていこうかな。
あれは大学卒業を控えた22才の春休みだった。
(名古屋の大学に行ってました。)
就職活動もせず、卒業後は
『東京で音楽活動を本格的でやっていくぞ!』
と意気込んでいました、が。。。
貯金ないくせに東京行きをみんなに公言した僕は(とりあえずアホです)
何としても短期間で稼いで東京に上京するため高時給のバイトを携帯でGoogle検索してました。
そこで出会ったのが僕がこれから8年ほど携わることになる光インターネット(インターネット回線)の販売員でした。
目に飛び込んできた瞬間にこれだ!!と直感で思った僕は、さっそく電話して応募。
しかしインターネットの「イ」の字も知らないくせに、よく飛び込んこんだと思う。
(なんども言いますがただのアホです。)

パソコンのことも、ネットのことも本当になにも知らなかった。笑
これだ!!と思ったら勘違いしても行動してしまうバカなんで、
そんな熱意が伝わったのか、並居る経験者をおさえ、某派遣会社の面接を通過!!
バイトさせてもらえることになりました。
光インターネットの事前研修を受ける際にも熱意が途絶えることなくイケイケ無双モードでした。
(なんでかわからんけど当時かなりテンション上がってた。)
僕は”これでもか!”というぐらい質問するし、できもしないくせに、自ら手を挙げてみんなの前でロープレをやったりと謎。笑

あの勢いはすさまじかった
そんなこんなで目立ちにめだった僕は
『携帯番号教えてよ!』
とみんなから催促(さいそく)されるほどの人気ぐあいでさっそく販売員仲間ができたり、
なんと当時、その会社のトップを務めていた上司に認められたのか?
トップセールスしか入れない店舗に配属になることに、、、!
当時、未経験者が配属になるのは前代未聞だったと思う、まじで。
でもそのことがきっかけで地獄の日々を過ごすことになるとはその時、僕は知るよしもなかった。。。
【衝撃】勤務当日・知識もないうえに誰にも質問することができないことを知った
研修後も無双モードが続いていて、、、
『まぁ、はじめたらなんとなくでイケるっしょ??w』
みたいな軽いノリでした。
なのでこれといって予習も復習もすることなく、某有名家電量販店での光インターネットの販売員の勤務が開始することに、、、

ほんまアホやなぁ〜
そして、初勤務、当日。
待ち合わせで上司を待っているときも
『この勢いがあれば絶対売れるわ〜』
と完全、アホでした。
待ち合わせ後に再度、上司から
『お前、絶対やれよ!』
みたいに念を押され。
アホ『はい!頑張りますっ、、、!!』と口では言いつつも
(いや、楽勝やから黙っとけやぁ〜w)
とか心の中では思ってました。
そしてお店に入る前、上司から言われた衝撃の一言。
上司『ちなみに店舗の中では社員さんに話しかけちゃいけないから、自分で全部対処してね。』
アホ『あ、はい。。。』
(ん、、、どういうこと??自分で全部対処??汗)
俺、パソコンのことも何も知らないし、インターネットのことも研修から勉強してなかったな、、、??もしかしてこれってやばいやつかな??
(ここで無双モード解除)
どうやら、僕の入った某有名家電量販店は入った日から、新人だろうがなんだろうが一人前と扱われ、自分一人で対処しないといけないらしい。
ということは、どういうことかというと??
お客さんに質問されたら全部自分で答えないといけないということ。
『そんなんできるわけねぇやん、、、(顔面蒼白)』
そうして、アホ(僕)の勤務がスタートした。
聞かれてもわからないからお客さんを避ける日々を過ごす
勤務するフロアは、光インターネットの商材が1番売りやすいフロアでもあるパソコンコーナー。
そんな好条件のもと勤務がスタート。
店舗リーダーである先輩を、上司から紹介され少しホッとする。
(なんやねぇ〜ん。リーダとか、ちゃんといるんやん〜色々教えてもらお〜)
と胸をなでおろしたのもつかのま、自分の実績を追うことに集中する先輩方。
(これは、質問しようにもしづらい雰囲気だ、、、)
店舗内ではスタッフ同士の会話すらもNGなので、聞く場合は裏に先輩を呼んで聞かないと質問できない、、、
(質問なんてできねぇえええ!!!!)
と、本来の人見知りが発揮しはじめた。
なので、僕が勤務中に取った行動。
先輩に質問しなくてもいいように、
またお客さんから質問されないように
お客さんから逃げまくりました。笑
万が一お客さんに質問されたら、必死に今ある知識とその場で答えれる全てを振り絞ぼって答えてましたが、
それでも1人ではどうしても対処できないことがある場合は、先輩方にお世話になることになり、そのたびに、、
(あぁ、、、申し訳ないなぁ、、、)
という気持ちになる。
聞きたいけど聞けない。
お客さんに本来の自分の仕事である、光インターネットの商材を説明したいけど、そこまでもいけない。
このループが毎日続いて、実績なんか出せるはずもなく上司からも
『なんで実績が出せないんだ!』
と当たられ、周りからも有望とされていた自分のポジションもなくなり
『あいつ大丈夫か?あの勢いなんやったん??』
と笑われているようで少し病んでました。
そんな中、約半月ほどたったときに事件は起こった。
遂に起こったクレーム・見放された僕が見つけた強み?
いつも通りお客さんをかわしていく日々を過ごしていたダメな僕でした。
それが、良いことなのか悪いことなのかの分別もつかず、ただ通り過ぎていく日々。
そんな中、1人のお客さんに声を掛けられる。(いや、つかまったというのが正しい)
それは40代後半の男性。
内容はPCの在庫があるかないかの確認で簡単なもの。
しかしまだ、在庫の確認の仕方さえままならず、誰にも聞くこともできない。。。しどろもどろでお客さんを待たせてしまった。
結果的には先輩に助けてもらえ、その場は難なくを過ごしますが、その後にその人から店舗にクレームが入る。
内容的には忘れましたが、お客さんを待たせたことなど、うんぬんかんぬん。
それをもとに店舗の裏に呼び出され、社員のフロアリーダーに注意を受けたあと、そのまま裏で上司に胸ぐらをつかまれ過剰じゃないのかというほど怒鳴られ、突き飛ばされた。(社員のフロアリーダーに聞こえるかのように)
今思うことだけど、おそらく上司は他の店舗のスタッフを守るためにやらざるおえなかったのかな?と思う。
また、ここまで期待して入れた新人が獲得もできず、言ったこともやってこず(言われたことやってこなかったw)
我慢の限界だったんだと思う。
そんなダメダメな僕はそのまま名古屋の有名家電量販店を出禁になった。
そこから、他のお店へと何店舗か周わされるが、他のお店でも厄介払いと言った感じで獲得もできぬままただ出勤する日々。
誰からも期待されず、何ヶ月も経ってるのに何もできなかった。いや何もしなかった。
今になって思えば、自分で行動するということをしなかったし、ほんとダメだった。
でも逆に言えばやり方が全くもってわからなかった。
誰かに教えて欲しかったけど、それは甘い考えだった。
そんな日々の中、すこし気持ちが解放されたのか、吹っ切れたのか、以前の店舗よりはやりやすくなっていたのか
店頭での声掛けを意欲的にやるようになっていた。(キャッチという)
店頭の声掛けは家電の知識がなくてもできるので、商材である光インターネットのチラシを持って店舗に入ってくるお客さんに声を掛けれるようになった。
獲得までもいくスキルはなかったが、お客さんに嫌な顔をされるということはなく店頭でのキャッチ(声掛け)を繰り返した。
そんなある日、
上司より『マンションで光インターネットの説明会があるから』と、そこに行くことになる。
マンションの説明会はマンションに新居で入る方に対して、光インターネットをオススメできるというもの。
そこで僕の運命の歯車が小さく動き出した。
キャッチからの初獲得・取り戻した自尊心
-マンションの説明会当日-
朝早くに先輩スタッフと合流し、マンションの会場まで歩いた。
そこで初めて会う先輩スタッフは、いかにもバリバリ獲得できます!みたいな人だった。
場所は名古屋の確か黒川あたりのマンションだったと思う。
その会場には僕らの扱っている光インターネットの会社だけではなく、いわゆる他社の会社もいて、ライバルがいることをその時知った。
すこしやりづらいなぁ〜と思いつつも、店頭でのキャッチでの手応えを感じていたため、
『やれることをやろう!』
と一人意気込んでいた。
そして、マンションの説明会がスタート。今回はほぼ街頭でのキャッチと変わらなかった。
説明会に来るお客さんに対してお声がけしたり、マンションの内覧に来たお客さんにお声がけしたりとまさに戦場だった。
あくまでもマンションの内覧へ来たお客さん、また歩いてる人の足を止めるためにどうしたらいいか??僕は一人考えていた。
そこで思い付いたのが
○あえて聞きとれないように声を掛ける
○足が早い人(時間のない人)よりも余裕のある歩き方をしてる人に声を掛ける
このほかにも、斜め後ろから声を掛けるとか、ただひたすらに声を掛ける(母数を上げる)などを徹底した。
すると、立ち止まる人が続出。
持っているアンケートを使ってヒアリングを何度も行った。
この一連の動きを見ていた、当時トッププレーヤーだった女性先輩スタッフにキャッチをベタ褒めされた。
しかも、僕が出禁になった店舗にいた先輩スタッフだった。
この体験でその日ますます勢いずき、先輩スタッフのフォローもありながらその日僕はやっと初獲得することとなる。(初獲得まで確か2〜3ヶ月ぐらいかかった)
朝に会ったバリバリ獲得できそうな先輩スタッフよりも僕はキャッチで人の足を止め、獲得した。
こうやって僕は自分の自尊心を取り戻すことに成功した。
ダメな僕を救ってくれた人との出会い
キャッチを武器に徐々に自尊心は取り戻すものの、クロージングが全くといっていいほどダメで、店舗に戻るも獲得に苦戦をしていた。
(ちなみに、マンションでの獲得作業は簡易的な申し込みだったのと、先輩がフォローしいてくれたので申し込みまでいけていた。)
そんなこんなで、上司からまたも店舗の移動を言い渡させれる。
このとき僕は月間で獲得しなきゃいけない件数を割りまくっていたw
おそらく降格のような形でその上司からは違う上司の店舗へと移動になることに。
正直、その上司が苦手だっため心の中で軽くガッツポーズをしたことは内緒w
新しい店舗に移動になっても新人レベルであった僕。
その店舗でもともと勤務している先輩とはじめて会うも、あまり相手にはされず
はじめに言われた言葉が
先輩A『このチラシを持ってキャッチしててください』
みたいな感じでした。笑
その言葉で火が付いたのか、この流れでキャッチに自信があったのか、軽くあしらわれた感じにされたので見返してやろうと思ったし、
正直このままだと後がなかったのでやる気で満ち溢れていた。
あいかわらず知識はなかったし
(勉強しましょうw)
とりあえずお客さんにキャッチをしまくって着座をさせた。
それが今の自分にできる唯一の武器。
キャッチしてはお客さんを着座させてを繰り返していた。
そんなある日、先輩Aより言葉を掛けられる。
『お前キャッチすげーな!俺が1から教えてやるから、一緒にチーム作るぞ!』
みたいなことを言ってもらえた。
販売員としてスタートし3ヶ月にしてやっと自分の居場所を見つけれた瞬間だった。
こうやってこの日より販売のやり方を先輩に1から教えてもらった。
クロージングも全くと言っていいほどできなかったが、何度も場慣れしてを繰り返し1人で成約まで出来るようになった。
時間は掛かったけど、販売員として最低レベルの1人前になれた。
そうなれたのもあの日、僕の才能を買ってくれた先輩のおかげ。
今でも本当に感謝している。
そして数ヶ月後、その先輩が立ち上げた会社に入社し、僕の会社員としての販売ライフがスタートした。
-to be continued-
まとめ
今回は僕が販売員のバイトをスタートしてから、販売員として一人前になるまでを書かせて頂きました。
ノウハウ的なところはあまり書けてない、、、
なのでノウハウ的なところは別記事で確認お願いします。
まぁその中でも確かなのは、誰でも続ければ慣れるし、自分の武器は必ず見つかると思う。
僕自身、勉強もしないし練習もしないし、人に対して気を遣い過ぎてしまう性格ゆえにまじで販売員としてダメダメだったけど、
続けたことで今ではこの販売スキルが自分の武器の1つになってる。
今回、このブログを書いていて思ったのは販売スキルというよりも、心得みたいなものの方が販売には大切な気がしました。
このブログを読んでいただいて、少しでも誰かの為になれば幸いです。
それではこれからも引き続き、シンジ(@symusic0407)、(@syworks0407)をよろしくお願いします。
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